その男ヨシオ☆三代目春駒小林一彦
2010年08月08日
8月6日｢原爆の日｣
市役所のロビーで原爆と人間展の写真や言葉をたくさんみた。
地獄絵さながらの様子や、被爆者からのメッツセージは痛々しく、
子供のころ読んだ、はだしのゲンのことを鮮やかに思い出し、目頭が熱くなった。
語り部がいなくなりつつある今、戦争を知らない私たちが出来ることは何なんだろう。
昨年、ラフハウスのライヴで聴いた、
”その男ヨシオ”を思い出した。
ラフハウスでカバーした彼
彼もまた、大切な語り部なのかもしれない。
その男ヨシオ 詞/曲/三代目春駒小林一彦
1945年8月6日 インヒロシマ
ガイガーカウンター振り切れるほどの放射能
まだ黒焦げの焼死体くすぶる瓦礫の街
見ろよ一人の男が汗にまみれてもう家を作りはじめている
そーだ！
その男ヨシオ
この俺のジイチャン
その男ヨシオ
くじけない男
オリャ！オリャ！オリャ！生きたるんじゃ！
ツライ時こそ笑ろうてみせや男なら
絶望の朝に希望のメロディ口ずさめ
まだ幼いカズオの命が腕の中
なすすべなくはかなく終ったとしても
そーだ！
その男ヨシオ
涙に沈んでも
その男ヨシオ
何度でも立ち上がる
オリャ！オリャ！オリャ！生きたるんじゃ！
あなたが逝ってしまうまえに
もっと話したいこといっぱいあった
あたたかな眼差しのその奥の
覗いちゃいけない哀しい記憶を
今もずっと
溢れる勇気で
その男ヨシオ
俺を照らし続けてる
その男ヨシオ
この俺のジイチャン
その男ヨシオ
くじけない男
オリャ！オリャ！オリャ！生きたるんじゃ！Don't give up!
Get up, Stand up...足に力込め
Get up, Stand up……大地踏みしめて
