セリ場の学び☆人の心が価格をつける
2010年08月20日

昨日の花き卸市場での印象的だった言葉
田所部長がおっしゃった
”人間の心が価格をつけるんだ”
そう、私たちがモノを買うまでには色々な流通があってのこと。
そして、
このセリなる場所では、同じものでも毎日価格が違うのです。(作物は、同じものとは言えないんかな…)
生産者さんから持ち込まれたものに、セリで落とされた値段が付きます。
消費者はスーパーや専門店から買い物しますから、
この値段が最終的には私たちが買い物をするときの価格のベースとなります。
こんな前置きはいいのだけど、
ここ高松の花き市場のセリ場
なんと、空調(業務用のエアコン)も中東で使われるような立派なもの。プラス何度とか、マイナス何度
にも対応するらしい。そして、足ものとには、超薄型の暖房機器。
なぜ、このように、環境にこだわってるのか!?
それは、
お天気が悪いと、商品の値段も付きにくかったり、ながれが悪かったりと
セリを毎日同じように行ってても、人の体調や気持ちで価格は左右されてるんだそうです。
逆を言うと、
環境が整った状態(心と体が安定した状態)だと人は活発(健全)に物事に向かう、ということかもしれません。
価格の安定はすごく大事なことで、生産者・消費者にも日々の生活に大きく関わることなのです。
人間の心が価格をつける
なんでも合理化といわてるなか、人でないと出来ないことも多い。
単純だけど、人の行動は、心と連動してる。
Posted by みらい at 15:01│Comments(0)
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